特徴
島にんじんは、沖縄を代表する野菜です。沖縄では「黄色い大根」を意味する「チデーグニ」と呼ばれています。
島にんじんは、現在日本ではほとんど栽培されなくなった東洋系の品種で、根の長さが30~40センチにもなり細長いのが特長です。
また、普通のにんじんに比べて甘味がありやわらかく、香りが強いのも特長です。
カロテンが豊富ということで沖縄では古くから薬膳料理に利用されてきました。
保存方法
泥つきのほうが風味は良いですが、泥が濡れていると傷みやすくなります。また、傷があっても泥で覆われていると分かりにくく、場合によってはそこから傷みが広がってしまうこともございます。洗って乾燥させた後、ラップに包んだり、袋に入れて冷蔵庫で保管するのがおすすめです。ぜひお試しください。
食べ方のヒント
揚げ物、煮物、炒め物など普通のにんじん同様の調理法でお使いいただけます。
彩り良く簡単に調理できる炒め物をご紹介します。
■チデーグニイリチー(島にんじんの炒め煮)
(材料)島にんじん、豚バラ肉、だし汁、塩、醤油、サラダ油
(作り方)
1.島にんじんは斜め切りにする。豚バラ肉は短冊切りにする。
2.鍋にサラダ油を熱して、肉、島にんじんの順に炒める。
3.2にだし汁を入れしばらく煮たら、塩、醤油で味を整えてできあがり。