特徴
昔のトマトのようなトマト本来の力強い鮮烈な香り。もちもちした緻密な果肉としっかりとした酸味が特徴。
栽培が一筋縄ではいかない暴れん坊トマトの「ファーストトマト」。
野菜の生命力を呼び覚ます「赤土」で時間をかけて育てています。
峻烈なおいしさは、生産者の不断の努力が組み合わされたからこそ生まれたもの。
糖度8度を目安に選別している、高糖度トマトです。
食べ方のヒント
輪切りではなく、頂点に包丁が入るように三日月型にカットがオススメ。
酸味がお好きな方は、届いた日から2日以内でどうぞ。
Q&A
Q.01赤土ってどんな土?
- A.01
- 見るからに粒子は荒くてゴツゴツ。畑はまるで砕いた赤レンガを広げたよう。
畑の土とは思えないほど無骨な土が、赤土です。
粘土質が大変強く、一度水を含んで乾くと、鍬も入らなくなるほどガチガチに。
蓄える力が極端に乏しいため、水分や肥料を与えたそばから流出してしまう、なんとも生産者泣かせな土です。
Q.02ファーストトマトとは?
- A.02
- ツンととがった先端。もちもち感がたまらない緻密な果肉。
甘みだけではない鮮烈な酸味もあり、トマトらしい強い風味が特徴です。
少し年配のトマト好きの方は、「これこれ!」と懐かしい、若い方にとっては「目からウロコのトマト」です。トマト嫌いの方は、もしかするとより苦手に思えるかもしれません!
Q.03暴れん坊トマトといわれる理由
- A.03
- 1980年代まではトマトの主役のひとつだったファーストトマト。抜群においしいのに市場から消えつつある理由のひとつに“栽培の難しさ”があります。
野生の血が強く、生命力が半端ではないファーストトマトは、水分や肥料を貪欲に吸収するので、与える量を見誤ると大変なことになります。
茎は缶ジュースほどの太さまで肥大し、実は大きいけれどぼんやりした味になり、そのような大玉が実ったあとは出がらしのようになって実をつけなくなるという、気難しいトマトなのです。