~濃厚なうまみと香りが最高!~
知ってますか?希少な原木しいたけ
希少な原木しいたけの魅力
「めぐる野菜箱」でお届けするしいたけ、味や香りが濃いな~と感じたことはないですか?
しいたけには、おがくずなどの培地で育てる「菌床栽培」と、文字通り木で育てる「原木栽培」の2種類があります。令和4年の生しいたけの国内生産量においては、菌床栽培が94%を占め、原木栽培の割合は約6%です(※1)。
原木栽培は手間も時間もかかるため、ここ30年で激減しています。らでぃっしゅぼーやでは、この希少な原木栽培のものだけをお届けしています。
手間と時間がかかる原木しいたけの栽培
原木しいたけの栽培は、原木を集めるところから始まります。
自分で伐採する場合も、購入する場合もあります
次にドリルで穴をあけ、トンカチで種菌を打ち込みます。
原木に絶妙な間隔で開けられた無数の穴に、種菌を打ち込みます
それからしいたけを安定して発生させるために原木を水に浸します。
原木の浸水はしいたけを発生させるための重要な作業
浸水後は、森やハウスの中に雨が当たり風が通るように一本ずつ組んで並べます。原木をきれいに並べる作業はまさに職人技。一つでも失敗すればドミノ倒しになり最初からやり直しになります。
美しく並べられた原木
原木は1本あたり約10㎏もあり、全ての工程が重労働ですが、ここまで準備ができても収獲できるまでは短くても1年、長くて2年もかかります。
栽培だけでも大変な原木しいたけですが、虫や天候等の環境の変化にも非常に敏感で、細心の注意を払う必要があります。
原木に含まれる微生物や栄養が取り込まれ、しいたけ本来の豊かなうまみと深い香りが凝縮!
原木栽培に奮闘する生産者を応援したい
残念ながら、時間も手間もかかる原木しいたけの生産者は年々減ってしまっているのが現状です。
それでも栽培を続ける生産者を応援し、しいたけ本来の格別なうま味と香りをお届けする為に、私たちは原木栽培にこだわっています。形や大きさはまちまちですが、酷暑に耐え、冬を越し、やっとの思いでお届けしています。
今年から出荷いただく君嶋きのこ園(栃木県)の君嶋さんご夫妻
ぐんま古里農園(群馬県)倉田さん
原木しいたけがお手元に届いた際には、生産者の努力や想いを少しでも感じていただけたらと思います。また、お客様からのメッセージは生産者の大きな原動力となるので、ぜひ一言でもご感想をお寄せいただけると励みになります。
これから秋に向けて、いつも脇役になりがちなきのこを主役に、きのこの話題で食卓を囲んでみてください!
※1)令和4年特用林産基礎資料参照(農林水産省)(2024年8月30日に利用)
ご意見、ご感想、生産者への
メッセージなどお待ちしています!
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