泥だらけで宝探し!れんこん収穫体験
~あゆみの会(茨城県)~
まだ寒さが深まる直前の11月。らでぃっしゅぼーやのスタッフたちで、茨城県あゆみの会の山田さんの畑へ向かいました。れんこんの収穫体験です。
水田のような、池のようなれんこん畑
親子2代で理想のれんこんを追求!
山田庄三さんはらでぃっしゅぼーや創業の1988年から支えていただいている、れんこん一筋40年の生産者です。農薬や化成肥料を使わずに納得できるれんこんが作れるようになるまでに10年以上はかかったと言います。
れんこん一筋40年の山田庄三さん
今は庄三さんから息子さん世代に引き継がれ、庄三さんのやり方を継承しながら自分たちの理想のれんこんをさらに高められるように日々奮闘されています。
山田さん一家。左から晃司さん(三男)、庄三さん、和生さん(次男)、幸正さん(長男)
おいしいれんこんの背景には大変な収穫と検品作業
まずは収穫。ですが、私たちの最初の難関は収穫ではなく、歩くこと…!粘土質な畑に足を取られ、移動するだけでも一苦労です。
足を取られ、なかなか前に進めないらでぃっしゅぼーやのスタッフ勢
大きなホースを使い、水圧を利用して収穫していきます。見えないれんこんを手探りで探し、全体の形状を想像してれんこんの周りに水圧をあて、泥をどかすイメージ。これが難しく水圧も強いので、ホースの扱いにも一苦労!
引っ張るのはNG!右手にホースを持ち水圧で土を避け、左手で泥水のなかを探ります。
山田さんは「力はいらないよ」と言いますが、慣れない私たちは後に筋肉痛で苦しむことに。ホースの扱いを間違ってれんこんに強くあててしまうと、傷がつき商品にならなくなってしまうので、とても繊細な作業です。
ようやく収獲できた1本!
次に検品・洗浄作業。畑で収穫したれんこんは乾燥しないように毛布がかけられ、一つ一つカットして状態を確認します。
毛布を掛けられ大切に運ばれる、れんこん
れんこんの穴を覗き込み、中に傷みにつながる割れなどがあるものは除去するのですが、よーく覗いてみても私たちの目ではなかなか発見できません。ですが、これを見逃すと流通中に品質が悪くなってしまいます。
素人の目では見逃してしまいそうな穴の割れを瞬時に見つけます
洗浄されてピカピカに!
最後は試食!
らでぃっしゅぼーや一番のおすすめの食べ方、厚めにカットしてオリーブオイルと塩で焼く「ステーキれんこん」は、旬の甘みが際立ち格別でした。
れんこんに火が通ってくると透明感が出てくるので、そのタイミングでひっくり返すのが目安
また、先端の方はみずみずしくシャキシャキなのでサラダに、根本の方は粘りと甘みがあるので煮物や天ぷらに向いているなど、節による食感の違いや食べ方の提案もあり、貴重な体験でした。
スライサーで薄くカットしたレンコンにチーズをのせた一品!
山田さんからは「次回は会員の皆さまにもぜひ足を運んでほしい」と言っていただきました。れんこん作りへの情熱を感じた素晴らしい一日でした。
\農家・オブザイヤー金賞受賞/
お客さまからの「おいしい!」「応援したい!」「もっと食べたい!」というお声を多く獲得した生産者を称えるアワード「農家・オブザイヤー」。
「山田さんの農薬不使用れんこん」
が、らでぃっしゅぼーや部門で見事「金賞」に輝きました。
お客様の声が書かれた金賞タペストリーをお渡ししました
「農家・オブザイヤー」のほか受賞者については、近日公開予定です。畑だよりでもお伝えしますのでお楽しみに!
「農家・オブザイヤー」詳しくはこちら
ご意見、ご感想、生産者への
メッセージなどお待ちしています!
▼下記フォームからどうぞ!▼