らでぃっしゅぼーや

今週の畑だより

らでぃっしゅぼーや農産担当による
畑の"今"を届ける産地密着コラム

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“菌床栽培”生しいたけ、お届け開始
~中山食茸(新潟県)~

今年5月より“菌床栽培”生しいたけの取り扱いを開始し、めぐる野菜箱でもお届けすることになりました。

原木しいたけの生産量が激減
しいたけには、おがくずなどの培地で育てる「菌床栽培(きんしょうさいばい)」と、文字通り木で育てる「原木栽培(げんぼくさいばい)」の2種類があります。

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今までらでぃっしゅぼーやでは、そのおいしさを知ってもらいたい、伝統的な栽培方法を守り次世代にも残したいという想いで、原木栽培のしいたけのみをお届けしてきました。

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収穫まで約2年間かかる原木しいたけは栽培もてまひまがかかり、原木の管理は重労働

しかし近年の猛暑で生育が今まで以上に難しくなったり、原木価格等の生産コストが上昇したり、生産者の高齢化や後継者不足で作る人も年々減り、お届けできる量が激減しています。新しい生産者を探しても、らでぃっしゅぼーやの基準で栽培が可能な産地はほとんど見つかりませんでした。

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1993年には81%だった原木しいたけの生産量は、2022年には6%にまで減少(※1)

菌床栽培しいたけの導入へ
しかし、しいたけは日本の食卓に欠かせないもの。お届け量が減っていくのをただ見ているわけにはいきません。そこで、新たに菌床栽培しいたけの取り扱いを決めました。

この1年間、色々な菌床栽培しいたけを試食し、原木しいたけに引けを取らない味わいで、らでぃっしゅぼーやの基準にも叶うものを探しました。そのなかで決定したのが、新潟県の中山食茸(なかやましょくたけ)のしいたけです。

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中山食茸の中山社長

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中山食茸の菌床栽培生しいたけ

「どんぐりマーク」の純国産しいたけ
2022年、生しいたけの原産地表示のルールが変わりました(※2)。しいたけ栽培には大きく分けて①菌床培地作り→②植菌→③栽培→④収穫の4つのステップがあります。

ルール変更前は、海外で種菌を植え付けた培地を輸入した場合でも、日本で収穫すれば「国産」と表示できました。
しかし、輸入の培地で国産と表示するケースが増えてきた近年の状況を受け、消費者が正しく産地を把握できるよう「種菌を植え付けた場所(植菌地)を原産国として表示」するように変わりました。

一方で、海外から”植菌前”の培地が輸入され、日本で植菌、栽培されたしいたけが「国産(〇〇県産)」として出回り始めている現状もあります。

らでぃっしゅぼーやで取り扱う中山食茸のしいたけは、培地も国産の広葉樹のみを使用。植菌地も栽培も収穫も全て国内の純国産。その証明となる「どんぐりマーク」(※3)がパッケージに表示されています。

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おいしさはもちろん、プリプリの食感が特徴なので、大きめに切って食べるのがおすすめ。軸もコリコリとしっかりしているので、ぜひみじん切りにして肉詰めに、輪切りにして味噌汁にいれたりと色々活用していただきたいです。

これからも原木しいたけの産地開拓、生産者応援をしていきながら、菌床しいたけも取り入れ、より多くの方にしいたけを楽しんでいただきたいと考えています。

関連記事

※1)令和4年特用林産基礎資料参照(農林水産省)(2025年4月4日に利用)

※2)食品表示基準Q&Aの改正について(林野庁)参照(2025年4月4日に利用)

※3)全国食用きのこ種菌協会HP参照



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