野菜がもっと、好きになる

梅をお届けできなかったお客様へ
お詫びとお礼
～畑だより特別号～

5月31日の畑だよりでお伝えした梅の不作。あれからまだ一か月も経っていませんが、その時点では「不作」だということはわかってたものの、今シーズンいったいどの程度の量をお届けできるのか、まだ不透明でした。

不作をお伝えした、5月31日の畑だより

年に一度の季節の手しごと。毎年楽しみにしてくださっているリピーターのお客様や、今年はじめてチャレンジしよう！とワクワクしているお客様の姿が目に浮かび、なんとかご予約いただいた数量はお届けしたいという思いで、産地との連絡を密にとりながら、梅の選別・検品を慎重に行いながら取り組んできました。

検品の目安を記載した資料の一部。品質許容範囲を慎重に見極めながら、今年は例年よりも受け入れを増やしました

結果、ご注文の約８割ほどはお届けすることができました。多少見た目が悪いものもあったかと思います。もし品質のよくないものをお届けしてしまっていましたら、お手数ですがお客様サポートセンターまでご連絡をお願いいたします。

そして残念ながら、お届けすることができなかったお客さまもいらっしゃいます。5月お届け予定だった奈良の小梅は全く収穫できず、宮崎の露茜も収穫量不足、梅しごと用のセットは最終週6月4週分の収穫が難しい状況でした。

【欠品となった商品】※2024/6/20時点
『奈良の小梅（梅干用）』5月4週お届け分全て
『大粒紅梅・露茜（梅酒用）』6月3週お届け分の一部不足
『手作りはちみつ梅干セット』6月4週お届け分全て
『国産素材の熟成黄熟梅酒セット』6月4週お届け分全て

お届けできなくなってしまった会員様へは、メールでご案内しております。お手数ですがご確認ください（メール件名「●●欠品のお詫び」）

お届けできたお客様も、お届けできなかったお客様も、数ある梅のなかから、らでぃっしゅぼーやの梅を選んでご購入いただき、本当にありがとうございました。まずは感謝の気持ちをお伝えします。お届けできたお客様へは、梅しごとを存分に楽しんでいただいて、ご感想などをお寄せいただけますと生産者の励みになります。

梅しごとを楽しまれているお客様のSNS投稿も、産地へ届けます（※＃らでぃっしゅぼーやのタグ付けがある場合）

お届けできなかったお客様へは、本当に申し訳ありませんでした。

今後、異常気象や害虫への対応をしていかなければならないわけですが、かといって農薬の使用を増やすというような解決方法は簡単ではなく、もちろんそれだけで解決できることでもありません。いろいろな知恵と工夫を出しあっていくしかありません。

これからもお客様が安心して購入いただける商品をご案内できるよう、産地と協力して取り組んでいきます。

最後に、梅の産地からもお客様へのメッセージを預かっていますので、紹介いたします。引き続きらでぃっしゅぼーやと産地の取り組みを応援いただけますと幸いです。

奈良産直センター（奈良県）
今年は奈良では暖冬の影響で開花が1～2週間早かったのですが、開花時点では花の数も普通で問題無いように見えました。しかしその後の天候不順で受粉が上手くいっておらず、まさかここまでの大不作になってしまうとは思わず大変ご迷惑をおかけしました。それぞれの生産者も、「ここまで採れない年ははじめて」とショックが大きいですが、何とか踏ん張ってまいりたいと思います。

果樹の収獲は１年に１度しかなく、難しいところがありますが、来年はよい実をつけられるように、手入れをしていきたいと思います。

王隠堂農園（三重県・奈良県）
例年、三重の御浜天地農場、そして奈良の生産者へとリレーしていくところですが、特に終盤の奈良県が壊滅的な状況となってしまいました。

御浜天地の方は、奈良よりはまだ状況はよかったのですが、雹（ひょう）被害もあり、通常より傷果の多いお届けとなってしまいましたが、ご理解いただきありがとうございます。

今後も紀伊半島の伝統の梅を絶やさず栽培していけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。