“産地応援レモン”のご紹介
~宮崎有機農業研究会(宮崎県)~
昨春の大雨、天候不順で大打撃
「不知火(しらぬい)の実が全然ついちょらんよ…」そんな一報が宮崎有機農業研究会から届きました。
宮崎有機農業研究会では、べにはるか(さつまいも)、京くれない(人参)、宮崎の伝統野菜・佐土原なす等、多品目の野菜を作っています。
黒木崇文さんは宮崎県都農町で不知火、日向夏、梅、レモンを育てる果樹農家。
レモンの収穫をする生産者の黒木さん
春の訪れと共に咲き誇る花々が、今年も美しい果実を実らせるはずでした。
しかし昨年の春は、容赦なく降り続いた大雨が、不知火の花を次々に地面に落としていきました。
さらに、その後の雨や曇天の日々が追い打ちをかけ、太陽を必要とする果実たちは思うように成長できなかったのです。
「今年の収穫予定は10トンだったが、ゼロに」
まるで収穫後のような実のない不知火の樹々の前で、そう話してくれた黒木さん。近年の天候不順でこれまでも多くの苦難はありましたが、こんな事態は初めてのこと。
今シーズンの不知火の畑。1本の樹になっている実は1~2個程度…
本来はこのように、たわわに実るはずでした(2022年撮影)
苦悩はそれだけではありません。昨年は全国的に梅も大不作でした。梅も不知火も収穫できないとなれば、経営への影響は計り知れません。これまで愛情を注いできた果樹たちの不作に、黒木さんの心も深く沈みました。
来年につなぐ希望の光、レモン
しかしそんななかでも、黒木さんの畑ではレモンの樹々が青々と茂り、元気いっぱいに実をつけていました。
そこでらでぃっしゅぼーやでは、このレモンを「産地応援商品」として特別価格で販売中です。
不知火、梅の大不作を乗り越え、来年へつなげる一手になればという想いで販売しています。この機会にぜひ手に取っていただければ幸いです。
✉黒木さんより、らでぃっしゅぼーやのお客様へメッセージをいただきました。
『不知火の花が咲いている時、宮崎県都農町の山間部では雨が続き、蜂も飛ばず交配ができない時期が長く続きました。
生産者の努力ではどうしようもなく、自然の怖さを思い知らされた今作でした。今まで台風の被害や寒波の被害が度々ありましたが、収穫が全くないということは経験したことがなく、これまで以上に異常気候への対策や品種の変更を考えていかなくてはなりません。
2024年は梅の不作に続き、不知火も壊滅的な状況となり経営面でも支障をきたすのではないかと思い悩んでおります。
そのようななか、レモンの状況がよいのが救いです。農薬は最低限で栽培しています。実が大きく香りが高いのが特長です。
来年はお客様に満足していただけるおいしい不知火をお届けできるよう励みます。少しでもお気持ちをお寄せいただけますと幸いです。』
「産地応援!宮崎の香り高いレモン」
ご購入はこちらから!
<販売予定:2025年2月1週~2025年3月1週>
そのほか、下記の産地応援商品もご紹介中です
「産地応援!青森産ふじ」
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