年を越すと価値が急落…。
お正月野菜を救う、
めぐる野菜箱
今回は、らでぃっしゅぼーやの"お正月野菜"についてのお話です。
スーパーの店頭に金時人参や八つ頭、三浦大根など並びはじめると、いよいよ年末だなあと感じますよね。新年を祝うおせち料理やお雑煮ならではの食材たち。らでぃっしゅぼーやでも12月にはたくさんのご注文をいただきます。
そんなめでたいお正月野菜は、年末のごく短い期間だけ急激に需要が高まりますが、年明けには急降下してしまいます。クリスマスケーキと同様に、その日が過ぎてしまうと途端に価値が下がってしまうのです。
らでぃっしゅぼーやでも年末に多く収獲してもらえるように産地と計画しますが、野菜は生きもの。天候などの状況で生育は早まったり遅れたり、畑はコントロールできないものです。「12月まで必要。1月からはいらないよ」という線引きは、簡単にはできません。年末にしっかりとお届けするために、その前後にもある程度の収獲を計画しておく必要があります。
そこで活躍するのが「めぐる野菜箱」です。
収獲できた分をすべてめぐる野菜箱でお届けすることで、ピーク時期以外にも、野菜の価値を下げたり廃棄したりすることなくお届けができます。
お客様から「年明けてから三浦大根が届いても…」という声をいただくことがあります。確かにおせちに使うなら、年末に届いてほしいですよね。
しかし、お正月野菜は元旦だけが旬ではありません!お正月を過ぎてもおいしくお召し上がりいただけますので、ぜひその旬の味をおせち料理以外でも味わってみてください。
生産者おすすめの「三浦大根」の食べ方はサラダ!
(画像はイメージです)
それでは、現在出荷のピークを迎え忙しくしているお正月野菜の生産者たちをご紹介します!
「三浦大根」黒崎研究会(神奈川県)のみなさん。
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「八つ頭」さんぶ野菜ネットワーク(千葉県)の安田さん。
左下の泥を落とす機械は手作りのもので「ぺちぺち機」というそうです
人気商品「山田さんのれんこん」でおなじみ、あゆみの会(茨城県)の山田さん親子
れんこん収獲の様子
「金時人参」の生産者、高生連(高知県)の松浦さん
「普通の人参よりも長いので、土を寄せて高く盛る手間がかかります
何が届くかは畑と野菜箱におまかせとなりますが、お届けする野菜でお客様の年末年始の健康と食卓を支えることができれば嬉しく思います。
よいお年をお迎えください。
らでぃっしゅぼーやスタッフ一同