春のサラダに。ほっぺゆるむ
かわいくおいしいリーフたち
大分ほっぺりーふ 金子さん(大分県)
春うらら。日差しが明るくほがらかな日が増えてきました。春キャベツや新玉ねぎなど生でおいしいフレッシュな野菜も登場し始め、サラダやサンドイッチがおいしくなる季節です。
そんな生野菜がおいしい季節にぴったりなあの「こどもたち」に会いに、大分県にやってきました。
訪問したのは、らでぃっしゅぼーやで人気のチャイルドリーフやべビリーフの生産者、大分ほっぺりーふの金子さんの畑です。
大分ほっぺリーフのみなさん
ハウス内はすべてベビー&チャイルドリーフ!
数年前から本格的に出荷を始めた金子さんは、ちょっと異色な経歴の持ち主。
現在も農業を行ないながら、青果販売会社の営業担当も務める二刀流プレイヤー。台湾産のパイナップルの輸入や柑橘類の販売をしながら、熊本県の達人ベビーリーフ生産者である小原さんから技術を学び、農業経営に参入しました。
営業と農家の二刀流!大分ほっぺリーフ金子さん
様々な事業を展開する農家さんはいますが、生産と販売を熟知し全国の農家の架け橋となりながら、農業界に新しい風を吹き込む熱意とバイタリティはすごいものがあります。
おいしいリーフを栽培したいという想いで会社名に「ほっぺ」と入れたそうです。ベビーリーフ・チャイルドリーフだけを専門に育てています。いち押しはもちろん、チャイルドリーフ。ベビーリーフを少し大きめに育て、それぞれのリーフの風味や食感をより楽しむことができます。
元々は「ベビーリーフが急激に大きくなりすぎて出荷できない!」という産地のSOSから、畑のフードロス削減を目的に始まった「ふぞろいRadish」商品。小松菜や水菜などいろいろな種類がありますが、特にチャイルドリーフ春菊はらでぃっしゅぼーやの人気商品になりました。
一番人気のチャイルドリーフ春菊
有機質の独自肥料に乳酸菌や微生物で土づくりをして健康な土壌を目指し、日々リーフの色や具合を観察して環境を整えます。一般的なベビーリーフよりも淡い色みでさわやかで、やわらかい食感が特徴的です。
ベビーリーフは一度収穫して再度成長させる栽培法もありますが、金子さんはすべて手狩りで1発取り。チャイルドサイズで収穫してもえぐみのないおいしさを維持できる秘訣が、一つ一つの丁寧な技術に詰まっています。
手際よく収穫していきます
年末年始には、生産が少なくなってきた春の七草を、ベビーリーフとして育てて販売できないかと、商品企画と栽培にチャレンジ。
年末年始に販売した「ベビー七草」は伝統の七草粥を手軽に楽しめると好評
販売担当としての目線から、市場では不安定で失われてしまうかもしれない食文化にも目を向け、進化を続けています。
ですが、一筋縄ではいかないトラブルも多いよう。ベビー七草の出荷時には、年始に空港がストップしてしまったので物流手段がなくなり、自らの運転で大分から関東へ納品に向かったのだとか!おかげでお客様へ無事お届けができました。
金子さんの分身がいるのかなというくらい、多くの仕事をこなしていますが、本当に体には気を付けて無理しすぎないでくださいねとお伝えしました。
季節の果物とあわせれば旬感あふれるサラダに
桜の季節まであと少し、気温差が激しいので体調管理も気を付けたいですね。
ふんわりとやわらかなチャイルドリーフはサラダにぴったり。春においしいトマトやいちご、柑橘などの果物とも合わせて、季節ならではのサラダをお楽しみください。
今回ご紹介したさつまいものご購入はこちらから!
お手軽チャイルドリーフ(春菊)
お手軽チャイルドリーフ4種ミックス
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