顔をあわせ共に学ぶ。産地と意見交換・研修会
意見をぶつけ合うことも大切
関西地域の生産者を中心に、今年の振り返りと、来季の取り組み生かすための意見交換・研修会を実施しました。
三重県のゆうき伊賀の里、ななほし会、和歌山県の耕雲社など6産地と、計15名で近況報告を行い、今夏の高温による影響について共有しました。
どの生産者も、生育遅れ・強烈な虫害・品質低下などの共通の悩みに直面していました。
多くの野菜・果物が異常気象の影響を受けています
生育が鈍化し出荷ができない、出荷規格が近年の気候変動に合っていない、市況相場と乖離しているなど、すぐにでも解決すべき課題の目合わせができました。
畑の課題を整理し解決するためには、顔を合わせて意見をぶつけ合う、愚直なことがとても大切です。
全国の生産者との連携を深め、一枚岩となり持続可能な社会を共に作り上げることができるのが、らでぃっしゅぼーやのよさであり、使命だと改めて感じました。
新品種のお届けに乞うご期待!
2日目は京都のタキイ種苗研究農場で品種展示と勉強会に参加しました。
生産者と一緒にタキイ種苗を訪問!
例えば小松菜ひとつを取っても品種が無数にあり、病害虫や輸送耐性など、特性が異なります。
野菜のおいしさは栽培技術や鮮度だけでなく、品種選定も重要。毎年販売される新品種。試験栽培をくり返しながら選定に悩む参加者は「暑さに強いトマトは?」「春のおいしいレタスは?」と興味津々です。
勉強会の後は農場も見学。みなさん興味津々!
前日の会議の様子とは一転、キラキラの眼差しの大人たちは、かわいくもカッコよくもあり、時間が足りなくなるほど多くの品種を見学しました。
時間も忘れ、食い入るように見学
タキイ種苗おすすめの「ファイトリッチ」シリーズは、リコピンやカロテンなどの機能性成分を豊富に含み、味もおいしい新しい品種。人参やトマトなど多品目に渡ります。改めてその特性やおいしさの理由を確認できました。
新品種の試験栽培など、生産者との取り組みもまた一歩進化しそうです!
試食をして味の確認も!
らでぃっしゅぼーやでは、一般的な売買取引だけの関係で終わらず、生産者と一緒に作り、考える姿勢を大切にしています。
こうみゆうきの生産者、坂巻さんは「らでぃっしゅぼーやのめぐる野菜箱と共に、農家として成長できた。これからも、もっといい野菜を届けたい」といってくれました。
こうみゆうき 坂巻さんご夫婦(長野県)
生産者との取り組みを最も象徴するのが「めぐる野菜箱」です。今日も季節の移ろいや生産者の想いを少しでもお届けできていれば幸いです。
ご意見、ご感想、生産者への
メッセージなどお待ちしています!
▼下記フォームからどうぞ!▼