らでぃっしゅぼーや農産担当による
畑の"今"を届ける産地密着コラム

「ミニトマト制覇」はじまります！
～宮崎有機農業研究会（宮崎県）～

2月から「ミニトマト制覇」が仲間入り！
今年2月から、人気の「おいしい定期便」“制覇シリーズ”に「ミニトマト制覇」が仲間入りします。
昨年12月、ミニトマトの産地のひとつである宮崎有機農業研究会を訪ねました。

らでぃっしゅぼーやを創業当初から支えてくれている、宮崎県高鍋町を中心に集まる生産者グループです。なすや根菜類など多くの品目を栽培していますが、今回はミニトマトについてご紹介します。

ミニトマト制覇では全国各地のさまざまな品種をお届けしますが、宮崎有機農業研究会だけが作っている、ある特別な品種もお届けのラインナップに！

その名も「ななちゃん」。かわいらしい名前だけではなく、非常にコクの深いおいしいミニトマトです。

希少な品種は栽培も至難の業
ななちゃんは、この地域の2〜3軒の農家しか栽培していない希少な品種で、3年前から単品販売でもご好評いただいています。

一般的な品種と違って皮が薄くやわらかなので、口あたりがよく滑らかな食感ですが、その分栽培中に身が割れてしまう裂果玉の発生も多く、2〜3割はロスになってしまうことも。

皮が薄くやわらかで食感がよい分割れやすく、うっすらと亀裂が…

皮栽培中に全体の2-3割の身が割れることも

病気耐性も少ない品種なので、農薬を控えて有機質で栽培するのは至難の業。やめてしまいたくなるほど栽培が難しい品種ですが、みんなが「おいしい」と名指しで買ってくれる喜びと、もうひとつ、もうひとつと食べるのをやめられないコク深い味わいは他にないと、生産者の長友さんは話します。

「ななちゃん」の生産者、長友さん

同じく「ななちゃん」生産者、河野さん

秋の高温の影響で生育が遅れており、水や気温の感受性の高い特殊な品種のため出荷がよみにくいところですが、今年の春にお届けできるよう、寒い冬をじっくりじっくり乗り越えていきます。今年はぜひミニトマトにもご注目を！

ななちゃん以外にも、地域限定品種や貴重な品種 をお届けします！１月４週（1/27～）より販売スタート

今年の畑だよりもよろしくお願いします！
今年も畑だよりは、全国の生産者のこだわりや想いを発信していきたいと思います。 もっと生産者の声を聴き、一緒に問題解決をしながら、持続可能な農業や食文化の保全と未来を考え伝え続けていきます。今年もどうぞよろしくお願いします。