らでぃっしゅぼーや出張授業!
~横浜市立三保小学校~
フードロス削減を学ぶ生徒たちより
授業のオファーが!
「小学校へ授業にきていただけませんか?」
昨年10月、横浜市立三保小学校よりメールが届きました。
三保小学校の6年生は、クラスを超えたいくつかのグループに分かれて総合学習 (※1)に取り組んでいます。そのうち一つのグループのテーマが「フードロス削減」とのこと。
生徒たちが学習を進めていくなかで、フードロス削減に取り組む企業のサービスとして名前があがったのが、らでぃっしゅぼーやだったそうです。これからの未来を担う子供たちからの、とてもありがたいオファーです。
らでぃっしゅぼーやの「ぼーや」は
君たちのこと
「あ、らでぃっしゅぼーやさんだ!」
授業当日、元気いっぱいの明るい子供たちに迎えられ、たくさんの野菜や果物を運ぶのを手伝ってもらいながら、教室へ。

まずはじめに、らでぃっしゅぼーやの名前の由来の話をしました。

荒地でもよく育つ生命力をもった野菜「ラディッシュ」は、Radixという物事の根源を指すラテン語が語源であること、そして、ぼーやは未来を担う、子供たちを意味すること。次世代へ物事の根源である命をよりよく伝えていきたいという願いをこめた名前です。
『らでぃっしゅぼーやは、君たちのような子供たちに、自信をもって受け継いでいきたと思える商品やサービスを提供しているお店です』
それを子供たちに直接伝えることができるのは、本当に貴重でありがたい時間だと感じました。

めぐる野菜箱が
なぜフードロス削減につながるの?
さて、授業の本題は「フードロス削減」。2021年にスタートした『ふぞろいRadish』の話はもちろん、1988年創業時から取り組む『めぐる野菜箱』について紹介しました。

めぐる野菜箱には、フードロス削減につながる様々な仕組みが存在します。栽培計画からお届けまでの一連の流れを説明し、「どのような仕組みがフードロス削減につながるのか」を生徒たちに考えてもらいました。

フードロス削減につながるめぐる野菜箱の仕組み
例えば昨年、山梨県で降った雹により、出荷予定の桃に傷がつきました。傷がある桃は売り物にならずフードロスにつながってしまいます。らでぃっしゅぼーやではこのような場合も、中身に問題がないことを確認したうえで、情報をつけてお届けしていることを紹介しました。
皮を剥けば問題ないことを確認してお届けした、雹害に遭った桃
生徒からは「珍しい野菜はお店で売っているとなかなか買われないかもしれないけど、おまかせで届くなら売れ残ることもないし、ワクワクして楽しい!」という声もあがりました。

見たことがない白なすやターサイなど、珍しい野菜に興味津々

規格外の小さな玉ねぎ
生徒から届いた授業の感想!
後日、生徒たちから感想が届きました。素直でまっすぐな想いがそこにありました。豊かな自然や日本の伝統を彼らに受け継ぎ、よりよい未来が創れるように、らでぃっしゅぼーやとしてできることを考え、今後も取り組んでいきたいと思います。
ーふぞろい野菜は全然食べられそうでした
ー味が同じでおいしいなら、規格外でもよいと思った
ー人も食べ物も見た目ではんだんしてはいけないということが、よくわかりました
ー環境問題をどうにかしようとしているのがよくわかった
ー規格外の楽しさをよく知れたし、珍しい野菜にもたくさんの工夫がされていた。いろいろなことに意味が込められていて、私もこんなお仕事をしてみたいなと感じた
ーめぐる野菜箱は何がくるかわかんないからドキドキ感があってすごい!
ーぼくのいえはもうほかの宅配みたいなのがあるけど、他の人とかに教える機会があったらおすすめする
ー変な形の野菜は捨てられてしまっていると思っていたけど、お客さんに届けられていて安心しました
ーこの授業を受けてから家でごはんを残さないようになったし、学校の給食でもにがてなものはひとくち食べるようになった
ー子供に受け継いでくれるために商品を売ってくれていて、すごくておもしろいと思いました。食品ロスをしないという気持ちが伝わってきてすごいです

三保小学校のみなさん、ありがとうございました!
※1 総合学習:変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標に行われる学習(文部科学省HPより)
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